こんにちわ!
サイト運営者のりんごです♪

家事と育児の息抜きに、
こっそりマンガを読むのが毎日の楽しみ♥

 

今回は、僕だけがいない街の作者、
三部けいさんの漫画「鬼燈の島―ホオズキノシマ―」をご紹介します♪

 

漫画・鬼燈の島は
ある島で行われる、教師VS子供の虚偽と欺瞞のサスペンスホラー!

 

子供たちには、それぞれ大きなコンプレックスがあり
子供たちは教師を疑い、かなりエグイ計画を立てちゃいます(||゚Д゚)

4巻と短いので、スッキリサスペンスホラーが読みたかったら、おすすめです♪

漫画・鬼燈の島-ネタバレ感想

家庭に問題のある子どもたちを引取り、育てていく学校がありました。
その施設は小さな島にあり、島にあるのはその学校だけ。

 

今回、新たに学校に引き取られた兄妹を含めても生徒は6名、教師は4名。
小さな島といっても、10名で暮らすにはあまりに大きな土地。

子どもたちは、それぞれ大人を信じられなくなるような過去が…。

子供たちの知られざる過去とは?

主人公の心と妹の夢は、母親が育児放棄して蒸発し、
帰ってくる母親を信じて、コンビニのゴミ箱から食べれるものを探すような生活。

 

頭の良さそうな少年・シュウは、母親に車に乗せられて、崖から無理心中。

幸いシュウは、生き残ることが出来ましたが
母親に殺されかけた事から、大人を敵視するように…。

 

夢を除いて、唯一の女の子である初音
ギャンブル狂いの母親と内縁の夫に虐待された上、借金をつくって失踪。

この事から初音は、失語症。

 

は、両親を事故で亡くして、現実逃避から拒食症。
力也は虚言癖、そして、それを自分でも信じてしまう妄想癖。

この不幸な環境で生きてきた子どもたちが、大人達と衝突していく話なのですが…。

 

教師のうちの一人・桑館
同僚の女教師・ユキノ先生を暴行目的で襲ったり、
まだ11歳の初音にも襲いかかる変態教師で、以前いた生徒を殺したというウワサも…。

教師たちVS子供たち

「病気になった」と言って、以前学校から消えた生徒は
それ以降帰ってこず、子供達の間ではこれも殺されたと疑念が生まれます。

 

そして、力也も姿が見えなくなり、
次に子どもたちが力也の姿を見たのは、
血だらけになって、教師達にタンカで運ばれている姿。

 

子どもたちは

「自分たちも殺されてしまう・・・」

と島からの脱出を図ります。

 

結構子どもたちの計画、行動がエグくて
決行日に教師たちの食事に睡眠薬を混ぜて眠らせたり、
トラップをしかけたり、自分達を追う教師たちを足止めします。

 

徐々に明かされていく真相と、
子どもたちと大人達の追跡戦が面白くて、のめりこんじゃう!

教師VS子供の結末は?

結末のネタバレになりますが、
自分達を殺すつもりだ、というのは
子どもたちの妄想だったというオチでした(笑)

 

実際、読者視点から見ても、
ユキノ先生は、子供達を心配する味方って感じですが
心に傷を持っている子どもたちは、やはり信じられないんですね。

 

実際、桑館だけは、本当にどうしようもない人間で
結果、いくつもの罪状で逮捕されることになるし、
桑館の存在がいい感じに子どもたちの妄想を後押しする存在になっていて、信じてしまうのも無理はない(^^;)

 

最後は一気に答え合わせが始まるので
疑問点を殆ど残さず終了したのは良かったと思います。

 

中にはちょっとそれは…って答えもありましたけど
全4巻でまとまりもよく、変に間延びしないので、一気に読めて丁度良い長さ!

スッキリサスペンスホラーが読みたかったら、おすすめです♪

 

わたしは、スマホ電子コミックで読みました。

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