こんにちわ!
サイト運営者のりんごです♪

家事と育児の息抜きに、
こっそりマンガを読むのが毎日の楽しみ♥

 

今回は、漫画「第3のギデオン」をご紹介します♪

 

第3のギデオンは、フランス革命を違う視点、角度から描いたストーリー。

しかも、なんと『医龍』『幽霊塔』を描いた乃木坂太郎先生の新作!
ストーリーに引き付けられること間違いなし!

ちょっとグロいミステリー好きならおすすめ♪

漫画・第3のギデオン-ネタバレ感想

物語のはじまりは、1788年の10月。
場所はパリの近郊で、アルノーという公爵が治める土地。

 

とある家の一室で、官能小説を書いているギデオン・エーメ。

食べていくために、仕方なくやっていることで、
ギデオンの娘のソランジュは、この事を知りません。

 

しかし、急にやってきた騎馬警察隊に
反良俗文書作成の罪で、逮捕されてしまいます。

 

こんな事でも逮捕されるのか、と思いましたが
実はこれは逮捕の口実。
ギデオンは、反体制活動家。

 

身分の違いが激しく、貴族や教会の特権制度を廃止する事を目的としています。

子供の頃より、フランス中を渡り歩いていたギデオンは言語にも長けており、演説力も高いと公爵の耳に入ったのです。

 

アルノー公爵は、反体制を掲げるギデオンを手懐けて、逆に貴族と教会の必要性を平民に説け、と持ちかけます。

 

当然、ギデオンは拒否。
ギデオンは現状の悲惨な状態を語ります。

 

冷害で作物は枯れ、病で牛は倒れる。
生まれてきた赤ん坊も、口減らしのために首を絞められて埋められる。

改めて当時の悲惨さに身震いしますね・・・。

 

自身も、第三身分であるギデオン。

翌年より、第三身分の人間であっても、
代議員として全国三部会に参加できるため、
ギデオンは代議員になり地獄とも呼べるこの国の現状を変えようとしているのです。

 

しかし、ギデオンと話をして簡単に、
懐柔できないと考えたアルノー公爵は
ギデオンの娘ソランジュを捕らえ、首つり台に吊るします・・!

 

さすがに娘の命には代えられない、
とギデオンは公爵に条件を呑むように言いますが、
公爵は信用できない、と部下にソランジュへの刑の執行を命じます。

娘・ソランジュの命は・・・?

その直後!!!

 

馬に乗って走ってきた男が、ソランジュの首のロープを斬り助けてくれます。
現れた男の、ロワール公爵ジョルジュ6世。

 

幼い頃、ギデオンを引き取ったロワール家の子息であり、ギデオンと幼少時代を共に過ごした親友でした。

 

平民である自分に対しても平等に接してくれ、
自身を思いやってくれたジョルジュに、
深い恩を感じていたギデオン。

ジョルジュは、目的のためなら手段を選ばず残酷な事も行う男になっていました。

 

平民のギデオンと貴族のジョルジュ。
二人の男が国を変えるべく奮闘する物語となっています。

 

ベルサイユ宮殿やアントワネット等、
歴史に詳しくない人でも聞いたことがある人物やワードも登場。

 

逆に漫画から入って歴史に興味を持つ、
ということは、日本史や三国志などを、
モチーフにした作品でもよくある事だと思います。

 

第3のギデオンも同じように興味が出てくるような時代・歴史の描き方がされています。

歴史漫画と捉えず、一つのオリジナル中世漫画として読んでも面白い!!

 

わたしは、スマホ電子コミックで読みました。

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