こんにちわ!
サイト運営者のりんごです♪

家事と育児の息抜きに、
こっそりマンガを読むのが毎日の楽しみ♥

 

今回は、漫画「無職強制収容所」をご紹介します♪

 

無職強制収容所は、社会問題にもなっている、ニートに視点を当てた作品。

25歳の今も尚、引きこもっている男。
ある日、突然執行官が現れ、全てが崩れ落ちる。

ニートが増え続ける今、考えさせられるストーリーになっています。

漫画・無職強制収容所-ネタバレ

光の入らない薄暗い部屋でひとり、
カタカタと無心に、キーボードを打ち続ける男。

 

彼の名前は、相沢有人。

 

彼の部屋は、アニメのフィギアや
壁紙がたくさん飾られており、
布団は敷きっぱなしでした…。

 

醜く太り、汗が流れる体、
そして手入れのされていない、髪の毛。

 

そうです。

 

相沢は、25歳の今もなお無職で、
10年もニートの生活を、続けていたのでした。

 

ある日、インターネットの掲示板で、
自分の悪口が描かれている、スレッドを見つけ、
彼は血眼になって、その発言に対して論破を試みていました。

 

すると、その時
部屋のドアを叩く音と共に、
見知らぬ男性の声が、聞こえたのです。

 

そして、

「非労働者再生法第9条11項に基づく処分を執行する。」

 

まるで、死刑宣告のような
言葉を放ったのでした。

 

「え?」

 

ダラダラと顔に汗をかき、
目を見開いて、呆然とする相沢。

 

ガチャガチャと、
ドアノブの回る音と共に、
ドアを開けるように言われました。

 

中々行動に移さない相沢に、
痺れを切らした男は、開けないと
破壊すると言い、相沢に無理矢理開けさせたのです。

 

気まずそうな顔の、相沢の目の前に現れたのは
執行官の制服を着た男でした。

 

しかし、それだけではなかったのです!

 

(どこかで見たことのある顔…)

 

見覚えのある顔から、
突然脳裏に、過去の記憶が流れます。

執行官の正体とは?

「もうやめて!やめてください!」

 

服を脱がされ、
トイレで虐められる自分の姿。

 

「てめえブタのくせに、日本語話してんじゃねーよ!!」

 

罵声を浴びせ、蹴飛ばす男…。

 

そうです。かつて相沢を虐めていた男こそ、
今相沢の目の前にいる、
富田勝人だったのです…!

 

しかし、気づいたのは相沢だけでした。

 

富田は相沢を見るも、
表情ひとつ変えずに、仕事に取り掛かり始めました。

 

パーソナルカードの提示を求め、
相沢本人であることを確認します。

 

その時、相沢は富田にこう尋ねました…。

 

「俺…これから、どこかの施設で
再生処置とやらを受けるのか?」

 

その問いにそうだ、と頷く富田。

 

内容は極秘で、施設に行く前に
今までの記憶は全て消去され、
家族を含めた、これまでの人間関係も、全て消滅するというのです。

 

「本人確認完了」

 

富田のその言葉は相沢にとって、
肉体は残れども、
自分の存在の「死」を示すものでした。

 

「これより連行する」

 

家を出る途中、伏し目がちにその場に
立ち尽くしていたのは、相沢の母親でした。

 

年老いた母親は、相沢が通り過ぎるまで
一度も口を開くことはありませんでした。

 

すると突然…

 

「ちょっと待ってくれ!」

 

焦った表情で、相沢がこう言いました。

 

「俺仕事持ってる…FXだ。
ネットでFXをやっている。
い、いや先月は負けて…でも今月必ず取り返すから。」

 

最後の悪あがきと言わんばかりに、
連行を抵抗する相沢。

しかし、現実はそう甘くありませんでした。

 

「法律で規定される、
月額7万円以上の収入証明がない。
しかも個人事業主ですらない、控除対象に当てはまらないな。」

 

そう富田が言った後、

 

「はい、完全論破」

 

相沢が見上げた先には
以前、相沢を虐めていた時と
同じ顔をした富田の姿がありました。

 

それは、まさしく歓喜の表情
そのものでした。

 

富田は、相沢のことを覚えていたのです。

 

「本気だしたら仕事なんかすぐ」

 

「私には夢がある。
遊んでるのも、そのための準備なのよ」

 

働かない理由を探しては、
そう言い続ける人たち。

 

非労働者再生法なんて、
人間をなんだと思っているんだ?
そんなの認めるわけないだろ…

 

6年前の2022年に
突如成立した法案、非労働者再生法。

 

6ヶ月を超えて、一定の収入がない無職者は、
再生処置施設で強制的に
脳のリライト処置を受けます。

 

全ての記憶を記され、労働意欲が高く、
高度な専門知識を持った
「マシーン」へと生まれ変わるのです。

 

そして、本人は再生者になったという
自覚もないのでした。

 

自殺者の急増、激務による病死、人格蹂躙…
非人道的な法律に、反発の意見もありましたが、
経済が活性化されるにつれてトーンダウンしていきました。

 

しかし、皆は気づいていなかったのです。
再生されること、それは、

 

それまでの人生の終焉を
意味していることに…。

漫画・無職強制収容所-ネタバレ感想

引きこもりやニートが
増え続けている今の現代で、
絶対に有り得ないとは言えない内容ですね。

 

相沢がニートになった理由は
虐めが原因なのでしょうか?

 

ニートになる理由も
人それぞれでしょうから、相沢だけを
責めるのは、んだか違うような気はしますが…

 

さて、この後外資系に勤める
エリート男性の物語が始まります。

 

しかし、ある出来事をきっかけに
奈落の人生を歩むこととなります。

 

社会的地位の高かった人間が、
非労働者再生法を受ける事になるのです。

 

どのような展開が訪れているのか、
とても気になります♥

 

わたしは、スマホ電子コミックで読みました。

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