こんにちわ!
サイト運営者のりんごです♪

家事と育児の息抜きに、
こっそりマンガを読むのが毎日の楽しみ♥

今回は、漫画「亭主元気で犬がいい」をご紹介します♪

 

亭主元気で犬がいいは、下ネタ全開ギャグコメディ!

殺人鬼の兄を持つ主人公は、世間から差別され辛い日々を過ごす。
人生を投げ出そうとしたとき、優しい心を持つ一人のおじさんと出会う。

下ネタあり!涙あり!のハートフルコメディが好きな方に、オススメ♪

漫画・亭主元気で犬がいい-ネタバレ感想

人殺しの家族。

 

九頭龍マリは、3年前に
一家惨殺事件を起こした犯人、九頭龍博章の妹です。

 

日本中を震撼させた、その事件は
情状酌量の余地が全くない、
身勝手な、無差別強盗殺人でした。

 

「人殺しの妹だったのか!?」

 

「私じゃないわ!」

否定するマリ。

 

「同じだよ!この国じゃな、
兄貴が人殺しなら、妹も同じ目で見られんだよ!!」

 

人殺しの兄を持つマリを見る世間の目は、
厳しいものでした。

 

付き合っていた彼氏にもバレると、
激しく責め立てられ、別れる事に。

 

お腹の中に、赤ちゃんがいる状態のマリでしたが、
世の中と自分の置かれている状況に絶望し、
橋から川を眺めていました。

 

その時・・・

 

近くにいた、おじさんが橋から川へ飛び込みました!

マリの目の前に現れた、おじさんの正体は?

おじさんは、泳ぎながら
川を漂う子猫のようなものが見える
ダンボールを目指しています。

 

ダンボールまでたどり着いたおじさんでしたが、
そこで、足がつって溺れそうになり、
それを見かねたマリは、自分も川へ飛び込みおじさんを救います。

 

ダンボールに入っていたのは、
猫ではなくぬいぐるみでした(笑)

 

おじさんは、大学教授の水田連太郎。

心優しい彼との出会いが、
マリの人生を、大きく変えていくことになります。

 

後にわかることですが、
川へ飛び込んだのも、自殺しそうなマリを、
止めるためだったそうで・・・。

 

連太郎は、マリが自分が強盗殺人犯の
妹である事を告げても、

 

「それは兄貴であって、妹のあんたじゃない。」

と言ってくれます。

 

兄は死刑判決を受けており、
父は世間の批判に耐えかねて自殺、
母は失踪状態で、実質天涯孤独の状態にあるマリ。

 

実の娘のように、優しくしてくれる連太郎の母と
連太郎自身の優しさに惹かれ歳の差はあるものの、
こんな自分を求めてくれるなら、と求愛してくれた連太郎と、結婚することになります。

 

絶望の縁から、何とか幸せを
見つけることができたマリでしたが、
二人の家の前に失踪中の母の姿が・・・

 

「ずるいなあマリ・・・あんだだけ幸福になって。」

 

連太郎自身も、マリの天使のような優しさに惹かれて
結婚したのですが、彼女と結婚することで、
彼もまた、周りの人間から非難されるようになります。

 

それでも、二人は負けることなく、生きていく事を決意していたのですが・・・

 

「マリちゃん!!
警察から電話で、連太郎が車にはねられて死んだって!!」

 

連太郎が死んだことに、ショックを受け、
マリの子供も流産。

 

それからも、連太郎を殺した犯人を探すマリは
生活していくために、様々な困難に遭遇します。

 

働いているコンビニの店長に、
クビにされたくなければ、とセックスを強要されたり
話の展開だけを追うと、ヘビーなお話です。

 

ところが、そこまで読むことが苦になりません。

作者の持つ作風で、
ギャグが所々に挟み込まれているから。

深刻な展開の最中にも、
容赦なくギャグが入ってきます(笑)

 

作者の徳弘正也さんは
「ジャングルの王者ターちゃん」を描いていた人で
読んだことがある人ならおなじみの、下ネタ全開の作風です。

 

死んだ連太郎は、実は後に生まれ変わり、
記憶をそのままにした犬となって登場します。

 

この犬となった連太郎と、
マリのコンビが面白く痛快です!(笑)

 

本当に重いテーマのお話なのに、
読んでいると暖かい気持ちになれる不思議な作品です!

 

わたしは、スマホ電子コミックで読みました。

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