こんにちわ!
サイト運営者のりんごです♪

家事と育児の息抜きに、
こっそりマンガを読むのが毎日の楽しみ♥

 

今回は、漫画「辺獄のシュヴェスタ」をご紹介します♪

 

辺獄のシュヴェスタは、16世紀神聖ローマ帝国のお話。

罪のない賢者たちが、魔女狩りで被害にあっていた時代。
家族を亡くした少女のサバイバルストーリー!

歴史サバイバルが好きな方にオススメ♪

漫画・辺獄のシュヴェスタ-ネタバレ

ドイツのライン川の奥底から、
ローマ教皇の紋章が刻まれた
鋼鉄の処女(アイアンメイデン)が見つかりました。

 

女性が頬を撫でると、
右目に傷ついた跡がありました。

 

「隻眼のマリアなんて
聞いたことありませんよ…!?
これはきっと、聖母ではない…」

 

そう言ったあと、
中を開けるとそこには…

 

『1552年 分水嶺の血の記憶に』

と書かれていたのでした。

 

1542年、ザールブルク近郊の村では、
重税と不作続きで
村人は飢えに苦しんでいました。

 

村の一角で、エミールという少女が
飢えで亡くなりました。

 

エミールを土葬している時のことです。

 

「ねえ司祭様。」

 

一人の少女が
司祭に声を掛けました。

 

少女の名はエラと言い、
エミールと共に暮らしていたのです。

 

エミールは足が悪いから
松葉杖を入れてあげよう、
と司祭に言ったのでした。

 

その晩、エラの両親が
ある老婆と話をしていました。

 

「もうずいぶん前から、
アンタらの中で答えは
出ているんじゃないかね…?」

 

そう言うと、老婆はエラの名前を出し、
エラを売り飛ばせと言います。

 

エラは火を飼っている…。

あの大きな目は激しい火だ。

 

カッとなったが最後、
自分を焼き滅ぼしてでもことを
遂げようとする。

 

あの子はいつか、
誰かの喉元を食い破るだろう、
と老婆は、両親に警告したのでした。

 

両親が家に帰り、
食事の支度をしようとすると、エラは…

 

「火を起こすなら、
これを火にくべてほしいの。」

 

エラが手にしていたものは、
無数のネズミでした。

 

父親がネズミを捉える罠に気づくと、
手の込んだ仕掛けが施されていました。

 

瞳孔の開いた目で
両親を見つめるエラに、
二人は狂気を感じたのです…。

エラの運命は?

しかし、エラは、
本当は狂ってなどいませんでした。

 

エラは、亡くなったエミールの足を
ネズミが齧っているところを目撃し、
仇を討っただけだったのです…。

 

目が覚めると、エラの手は後ろに縛られ、身
動きが取れなくなっていました。

 

このままだと
どこかに売られてしまう…。

 

そう気づいたエラは、
手枷が木で出来ていることから、
近くの焚き火の火を利用して燃やそうとしました。

 

あと少しで火が届く…!

 

その時、ヒュオオオオオと
風が起きたのです。

 

エラの手枷は、ゴオオオオオオと
燃えたのでした。

 

その後、エラは逃げ出し、
子ロバを育てているところで
藁の中に隠れたのです。

 

その地を、アンゲーリカという
女性が訪れました。

 

神からのお告げがあり、
子ロバを連れて来いと言われたのです。

 

そして、アンゲーリカ
が子ロバを眺めていると、
その藁の中から震えるエラが…。

 

アンゲーリカは助けようとしますが、
警吏がエラを見つけると、
エラを窃盗罪で腕の切断刑の処すると言います。

 

それを聞いたアンゲーリカは、
自分が腕に焼印を押すことで
エラを守ったのでした。

 

その後、エラを抱いて
アンゲーリカは自身の村へ帰ります。

 

エラはアンゲーリカと共に
生活することになります。

 

アンゲーリカは薬を調合し、
人々を治療することを
生業にしていました。

 

しかし、村の人々はこのような治療法を
良いとは思っておらず、
アンゲーリカのことを魔女だと思っていたのです。

 

そして、村人に畏れられ、
迫害の対象にされていました。

 

迫害を受けていたのは
アンゲーリカだけではありませんでした。

 

共に住むエラも、
酷い虐めを受けていたのです。

 

ある日、ハンスという少年が
エラにアンゲーリカを罵倒しました。

 

すると、エラは狂ったように暴れだし、
ハンスの首を絞め、
井戸に顔を突っ込んだのです…。

 

エラの行為を知った
アンゲーリカは、
暫くは友達と遊ばずに、私と遊ぼうと言います。

 

そして、アンゲーリカはエラに
卵の殻を使い、時間を掛けて
立派な装飾品を作り上げたのでした。

 

エラはそれに夢中になり、
二週間かけていくつも作り上げました。

 

完成した卵を見て、
エラは宝物だと大喜びします。

 

何日もかかって大変だった、
と笑顔を零すエラ。

 

「そう…それじゃ…」

 

バッ

 

カシャン…

 

突然のことでした。

 

アンゲーリカが卵を全て
床に叩き落としたのです。

 

それを見たエラは
大声で泣き叫びます。

 

「エラ。糊を作ってあげるわ。
くっつけてみる?」

 

「できないもん!
そんなの無理だもん!」

 

すると、アンゲーリカは

 

「…そうね、エラ。
これが、あなたがハンスと
ハンスの家族にしようとしたことよ。」

 

どんなに頑張っても
元に戻せない。

 

アンゲーリカは、エラに自分が
してしまったことの重大さを
教えたのです。

 

それ以降、エラは
どんなに悔しい思いをしても、
人を殺めることは決してしませんでした。

 

しかし、ある日。

 

アンゲーリカの家に
修道会の異端審問官がやってきました。

 

たとえ嘘でも、
魔女と呼ばれる者は徹底的に排除する…。

 

アンゲーリカは魔女狩りに遭うのでした。

漫画・辺獄のシュヴェスタ-ネタバレ感想

昔の風習は恐ろしいですね。

 

アンゲーリカへの
酷い仕打ちを見たエラは、
再び人を殺めてしまうのでしょうか?

 

それとも、教えに習い
殺しめないのか…

 

アンゲーリカの生死と
エラの今後が気になります!♥

 

わたしは、スマホ電子コミックで読みました。

 

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